【猫とお風呂】猫にシャンプーは必要?

猫の健康

猫ちゃんのお風呂、本当に大変ですよね。

みなさんはどうしてますか?

 

シャワーのあいだ中、ニャアニャア鳴かれて、かわいそう。

それに、こっちだってずぶ濡れの上に引っ掻き傷だらけ。

 

そんな大変なお風呂に

無理やりにでも、入れる必要ってあるの??
 

 

はじめに結論を言うと、「ケース・バイ・ケース」です。

どっちつかずの曖昧な結論ですが……

ここでは、

・猫ちゃんがお風呂嫌いな理由と本来お風呂は必要でない理由
・また、逆にお風呂が必要なケースがあること
・お風呂に入れる場合に上手に洗ってあげられる「裏ワザ」

について解説します。

 

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猫がお風呂嫌いな理由…

ご存じの方も多いと思いますが、大半の猫は「遺伝子的に水が苦手」というものです。

カナダ獣医師会(CVMA)が唱える説によると、
「猫が乾燥した砂漠気候で進化したという事実」

猫の歴史の中で、川や湖、雨にさらされることがなく、他の動物のように水浴びをすることに慣れていないことです。

もう一つは、「自分の毛の状態、手入れにこだわること」。

猫は毛の手入れに熱心で、起きている時間の3分の1を毛づくろいに費やすほど。水分や汚れ、異物が混入すると、毛の一本一本がピカピカになるまで毛づくろいをして、元に戻ったのを確認してから、やっと安心して眠ります。

 

参考:CANADIAN VETERINARY MEDICAL ASSOCIATION|WHY DO CATS HATE WATER?

 

猫に本来お風呂は必要でない理由

猫は水分を節約するため、尿が人間や犬よりも濃度が高くなっています。

また、人や犬には汗がでる汗腺が全身にありますが、猫には肉球にしかなく、汗が少ないことから結果的に臭いを出さない体質になっています。

そして三つ目として、猫は獲物にニオイを気づかせないために、体をなめて一層体臭をださない、ということです。

むしろ、猫はいい匂い!と思っている人が多いでしょうね。

以上のような理由から、猫ちゃんにはお風呂は必要ないとされています。

 

ただ一方で、水浴びが大好きな猫もいるのも事実です。

ネコ科の動物では、トラやジャガー、ベンガルヤマネコが水浴びや泳いで狩りをすることは有名です。

イエネコの種類では、ベンガルヤマネコの血を引くベンガルの他にも、アビシニアンソマリ、長毛種のメインクーンサイベリアンなどが、水を恐れず、浴びが好きな猫です。

「スイミングキャット」の異名をもつターキッシュバンという猫は、カシミヤのような独特の毛が、水や汚れをはじくことで、水浴びを楽しみます。

 

引用:TICA(The International Cat Association)

 

お風呂に入れる必要があるケース

猫にシャンプーが必要なケースは、汚れによる「皮膚病対策」が必要な場合です。

肥満や加齢のために、毛づくろいできなくなってしまう猫ちゃんがいて、汚れが蓄積して皮膚に炎症を起こすことがあります。

そのため、身体を洗って清潔にしてあげなくてはいけません。

特に、長毛の猫ちゃんは注意が必要です。

また、品種によっても、短毛、無毛の、コーニッシュレックススフィンクスデボンレックスのような皮脂の多い猫種では、あたたかい濡れタオルで優しく拭いたり、シャンプーを推奨されるケースがあります。

 

そしてもう一つのケース、それは、飼い主の猫アレルギーを発症させないための対策として入れる場合なんです。

猫アレルギーの原因となる、猫の皮脂からでるアレルゲンを抑えるのに、猫のシャンプーが有効という研究結果が発表されました。

唾液腺と皮脂腺で生成される「Fel d 1」というアレルギーの元となる物質が、毛づくろいのときに猫に付着して、抜け毛やフケとともに空気中に広がります

その「Fel d 1」を抑えるのに、週1回から2回のシャンプーが効果的というのです。

猫ちゃんと暮らすために、やむを得ず入れなくてはいけない場合もあるんですね。

 

参考:D B Avner 1, M S Perzanowski, T A Platts-Mills, J A Woodfolk|Evaluation of different techniques for washing cats: quantitation of allergen removed from the cat and the effect on airborne Fel d 1

 

猫アレルギーの考察はこちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひこちらから。
関連記事:【猫アレルギー】飼ったあとでわかった!
 

わが家の猫たちのお風呂事情

ちなみにわが家では、ヨタロウとショコラが10歳を過ぎたころから、一度も入れていません。

理由は、猫たちがお風呂に慣れることがなく、入浴後に相当疲れ切っていること、そして主治医とも相談した上での結論です。

またもうひとつの理由として、10年ほど前に亡くなった前猫は、2歳を過ぎてからは一度も入れず20歳まで長生きしたことかもしれません。

もちろん、お尻回りが汚れてしまったりしたときはスポット的にシャワーすることはありますが、毎日の汚れは猫用ウエットティッシュで清潔にします。

臭いが気になったり、これが原因で病気や体調が悪くなったことはありません。

 

それでも、今の猫たちが10歳になるまで、お風呂の入れ方についていろいろと試行錯誤しました(^^;

お風呂の入れ方のノウハウ、裏技については次に紹介します。

 

お風呂の入れ方(裏技など)

お風呂に入れていたころは、本当に苦労しました。

不安を和らげようと、試しに2匹同時に入れたこともありましたが、時間もかかる上、お互いの鳴き声に反応してしまうという逆効果(><)

 

試行錯誤ののち、楽だと思ったのは、自分も一緒に入ること。

つまりは、すっぽんぽんで入ることですが…(^^;

身体が濡れることを気にせず、集中できます。

ただし、体中は引っかき傷だらけでなのと、猫ちゃんの拭きあげにはもう一人必要なことです。

夏場なら一人でもなんとかなりそうですが、冬場は自分も猫も風邪をひいてしまうリスクが大きいです。

 

とにかく最終手段として、「洗濯ネットに入れる」ことです。

ネットにいれることに抵抗があるかもしれませんが、狭いところを好む猫の習性から、洗濯ネットに入れられることで安心でき、おとなしくなるというものです。

ガブっとかじる猫ちゃんもいるので、顔もネットに入れたままが安全です。

ネットの目が細かいと中が見えにくいので、目や耳に水が入らないよう注意してください。

 

ネットのおかげで、猫たちもおとなしくなり、引っかき傷はだいぶなくなりました。

ドライヤーは、うちの場合、全く慣れることがなかったので、タオルドライだけです。

バスタオルは1匹あたり、2,3枚使います。

そして、身体が冷えないよう部屋の温度は高めに

冬場は、我が家では暖房があるので、温風の吹き出し口の前で毛づくろいしています。

 

【結論】 猫を風呂にいれるべきか?

猫にとってお風呂は必要なのか?という問題に対しては、

やはり「猫ちゃんに合わせて、ケースバイケースで」ということです。

獣医師には、「シャンプーをしすぎて皮膚病になった猫はいても、シャンプーをしないがために病気になったという猫は見たことがない。」という方もいらっしゃるようです。

 

猫の性質上、お風呂に入れる必要はないが、ニオイや衛生的、健康的な問題があれば、入れなくてはいけないこともあるのだということです。

ともかく、お風呂に入れる必要がある場合には、間違っても人間用ではなく、猫ちゃん用のシャンプーを選び体温が奪われないようにしっかりと水分をふき取ってあげることが必要です。

 

しかし、よくYouTubeに、お風呂大好きな猫ちゃんが紹介されてたりしますが、羨ましくてしょうがないですね。

本音を言えば、猫と一緒に湯舟につかりたいくらい・・・www


お風呂は猫の個性と状態に合わせて、状況に応じて・・・です。

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