【猫とお風呂】猫にシャンプーは必要?

猫の健康

猫ちゃんのお風呂…、本当に大変ですよね。

猫ちゃんを浴室に入れて、ドアを閉めたとたん、怯えたような声で鳴いたり、

猫ちゃんによっては、お風呂の扉を開けただけで、姿を隠す子もいるのではないでしょうか?

シャワーの音に驚いて、お湯をかけようものなら、洗い場を逃げ回る…。

なんとか捕まえると、今度は濡れた体で、爪を立てて体にしがみつき、頭の方まで這い上がってきたり…。

やっと洗い終わった~、と思った頃には、自分までずぶ濡れに…

仕上げのドライヤーも大嫌い!

毛を乾かすどころか、結局は家じゅうに毛をまき散らしただけ…みたいな。

 

お風呂が嫌いな猫を、無理やりにでも、お風呂に入れる必要ってあるの??

 

はじめに結論を言うと、それは「猫ちゃん次第」です。

ハイ、どっちつかずの曖昧な結論です(^^;

 

というわけで今回は、猫ちゃんにお風呂が必要でない理由、また、逆にお風呂が必要なケース

があることについて解説します。

 

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わが家の猫たちのお風呂事情

ここでは、「猫のお風呂」は、浴槽につかる意味ではなく、「体を洗う(シャンプーする)こと」として解説します。

ちなみにわが家では、ヨタロウとショコラが10歳を過ぎたころから、一度も入れていません。

理由は、猫たちがお風呂に慣れることがなく、入浴後に相当疲れ切っていること、そして主治医とも相談した上での結論です。

またもうひとつの理由として、10年ほど前に亡くなった前猫が、2歳を過ぎてからは一度も入れず20歳まで長生きしたことかもしれません。

もちろん、お尻回りが汚れてしまったりしたときはスポット的にシャワーすることはありますが、毎日の汚れは猫用ウエットティッシュで清潔にします。

臭いが気になったり、これが原因で病気や体調が悪くなったことはありません。

 

それでも、お風呂にいれている間は、入れ方についていろいろと試行錯誤しました(^^;

お風呂の入れ方のノウハウ、裏技については後の方で紹介します。

 

猫はお風呂が嫌いな理由…

大半の猫ちゃんは、遺伝子的に水が苦手、というものです。

そもそも、猫の祖先「リビアヤマネコ」が砂漠に住んでいたから、という理由で猫ちゃんは水を嫌います。

もっと詳しく説明すると、

水の少ない砂漠で、水につかることはもちろん、自ら水分を極力とらなくても生きていけるような体質になりました。

一つは、猫の毛は犬と違って油分が少なく、水をよく吸い込んでしまいます。

濡れると体温が奪われて体が冷えやすく、体調が悪化しないよう本能的に水を避けている、ということ。

二つ目は、人や犬には、汗がでる汗腺が全身にありますが、猫には肉球にしかなく、汗が少ないことから結果的に臭いを出さない体質になっています。

そして三つ目として、猫は獲物にニオイを気づかせないために、体をなめて一層体臭をださない、ということです。

むしろ、猫はいい匂い!と思っている人が多いでしょうね。

以上から、猫ちゃんにはお風呂は必要ないのです。

 

ただ一方で、水浴びが大好きな猫もいるのも事実です。

ネコ科の動物では、トラやジャガー、ベンガルヤマネコが水浴びや泳いで狩りをすることは有名です。

イエネコの種類では、ベンガルヤマネコの血を引くベンガルの他にも、アビシニアンソマリ、長毛種のメインクーンサイベリアンなどが、水を恐れず、浴びが好きな猫です。

「スイミングキャット」の異名をもつターキッシュバンという猫は、カシミヤのような独特の毛が、水や汚れをはじくことで、水浴びを楽しみます。

引用:TICA(The International Cat Association)

 

お風呂に入れる必要があるケース

猫をシャンプーするべき理由は、汚れによる皮膚病対策です。

肥満や加齢のために、毛づくろいをしなくなってしまって、皮膚病になってしまうとシャンプーが必要になることがあります。

特に、長毛の猫ちゃんが皮膚病の場合には注意が必要です。

また、品種によっても、短毛、無毛の、コーニッシュレックススフィンクスデボンレックスのような皮脂の多い猫種では、あたたかい濡れタオルで優しく拭いたり、シャンプーを推奨されるケースがあります。

 

そしてもう一つのケース、それは、飼い主の猫アレルギーを発症させないための対策として入れる場合なんです。

猫アレルギーの原因となる、猫の皮脂からでるアレルゲンを抑えるのに、猫のシャンプーが有効という研究結果が発表されました。

唾液腺と皮脂腺で生成される「Fel d 1」というアレルギーの元となる物質が、毛づくろいのときに猫に付着して、抜け毛やフケとともに空気中に広がります

その「Fel d 1」を抑えるのに、週1回から2回のシャンプーが効果的というのです。

猫ちゃんと暮らすために、やむを得ず入れなくてはいけない場合もあるんですね。

 

参考:D B Avner 1, M S Perzanowski, T A Platts-Mills, J A Woodfolk|Evaluation of different techniques for washing cats: quantitation of allergen removed from the cat and the effect on airborne Fel d 1

 

猫アレルギーの考察はこちらの記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひこちらから。
関連記事:【猫アレルギー】飼ったあとでわかった!
 

お風呂の入れ方(裏技など)

お風呂に入れていたころは、本当に苦労しました。

不安を和らげようと、試しに2匹同時に入れたこともありましたが、時間もかかる上、お互いの鳴き声に反応してしまうという逆効果(><)

 

試行錯誤ののち、一番楽だと思ったのは、自分も一緒に入るつもりでいること。

つまりは、すっぽんぽんで入ることですが…(^^;

身体が濡れることを気にせず、集中できます。

ただし、体中は引っかき傷だらけです。

 

そして最終手段として、洗濯ネットに入れることです。

ネットにいれることに少し抵抗があるかもしれませんが、そもそもキライな水浴びさせること自体かわいそうなことなので…

ポイントは、ネットで顔が見えなくならないよう、顔だけ出すことです。

ガブっとかじる猫ちゃんだと顔も入れたままで。

そして、目や耳に水を入れないことはもちろんですね。

ネットのおかげで、猫たちもある程度観念することもあり、引っかき傷はだいぶなくなりました。

ドライヤーは、うちの場合、全く慣れることがなかったので、タオルドライだけです。

バスタオルは1匹あたり、2,3枚使います。

そして、身体が冷えないよう部屋の温度は高めに

冬場は、暖房があるので、温風の吹き出し口の前で毛づくろいしています。

猫のお風呂に苦労されている方は、是非お試しあれ!

 

結論は・・・

猫にとってお風呂は必要なのか?という問題に対しては、

やはり「猫ちゃん次第」「飼い主次第」ということです。

獣医師には、「シャンプーをしすぎて皮膚病になった猫はいても、シャンプーをしないがために病気になったという猫は見たことがない。」という方もいらっしゃるようです。

 

猫の性質上、お風呂に入れる必要はないが、ニオイや衛生的、健康的な問題があれば、入れなくてはいけないこともあるのだということです。

ともかく、お風呂に入れる必要がある場合には、適切なシャンプーを選び体温が奪われないようにしっかりと水分をふき取ってあげることが必要です。

 

しかし、よくYouTubeに、お風呂大好きな猫ちゃんが紹介されてたりしますが、羨ましくてしょうがないですね。

本音を言えば、猫と一緒に湯舟につかりたいくらい・・・www


お風呂は猫の個性と状態に合わせて、状況に応じて・・・です。

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