【猫の不思議】「カカカ」ってするクラッキングには意外な秘密が?

猫の習性

猫が外を見ていると、突然「カカカ!」とか「ケケケ!」と妙な泣き声。

聞いたことありますか?

始めてみた時は、いったいどうしちゃったんだろう?と心配になったり・・・

 

これは「クラッキング」といって、猫特有の鳴き声のひとつです。

顎をカクカクさせて震わせるように「カカカ」と鳴きます。

わが家では、アメショのショコラがよくやるのですが、スコのヨタロウが「カカカ」するのは一度も見たことがありません。

どうやら、すべての猫がするようではなく、個体差によるものなのか、種別によるものなのかが不明な、『謎の行動』のひとつです。

 

というわけで、今日はこの「クラッキング」について考察します。

 

猫の不思議な癖?行動?について、こちらの記事でも紹介しています。

興味があればぜひ!

関連記事:【猫の不思議な癖】猫ってみんなそうなの?

 

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クラッキング・チャタリングってどういうもの?

詳細ことは今のところ分かっておらず、イエネコ系だけがする「鳴き声のひとつ」と考えられています。

日本ではクラッキングと言いますが、英語ではこの鳴き方を「チャタリング(=chattering)」と言います。

chatter(=おしゃべり)と訳されているので、「お話ししている」という見方もあるようです。

 

いつどんな時にするか?

狩りの対象になるものや、得体の知れないものを見つけた時

 

 

なぜするの?

  • 獲物に手が届かずにもどかしい気持ちの現れ→欲求不満?
  • 獲物を見つけてアドレナリンとともに本能的に漏れる鳴き声
  • ワクワクしている
  • 獲物に噛み付く動作、などの仮説があります。

 

カカカってするのは猫だけ?

クラッキングするのはイエネコ系だけで、ライオンやトラ、チーターなど野生で生きているネコ科の動物はしないと考えられています。
イエネコがクラッキングするのは、人に飼われるようになって、獲物を取る必要がなくなってから、ふと外の獲物を見た時に、ハンターとしての本能が目覚めたことによる「違和感」、「戸惑い」によるもので、逆にライオンやトラなどがしない理由は獲物がいる時に声を出せば、相手に気づかれることになるから、ということがあるようです。
ただし、後の方では必ずしもそうではないという調査結果についても紹介します。

猫の謎について、猫がいつから人間のペットになったのか?を次の記事で詳しく解説しています。

ご興味があればぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【猫っていつからいるの?】猫がペットになった理由

 

意外なときに発する「カカカ」

ここまで、一般的な?クラッキングの説明をしてきましたが、実は我が家のショコラ、

もちろん外を見て「カカカ」をするのですが、それ以外に思いがけないタイミングですることがあるんです。

 

それは「ケージに入るとき」です。

うちの子たちは、出かけるときや寝るときなどにケージに入れるのですが、
理由はコチラ

ケージに入れるときに「ハウス!」とか「寝るよ~!」とか声をかけます。

すると、その瞬間・・・

 

まるでシチュエーションが違うのに、外で獲物を見つけた時と同じ反応で「カカカ」をします。

 

同じような猫ちゃんはいる?

同じように、外で獲物を見つけた時以外のタイミングで「カカカ」をする子がいるのか?

ブログやYoutube動画など調べてみたのですが、ショコラと同じような反応の猫ちゃんを見つけることはできず、外に鳥を見つけた時や、キラキラしたおもちゃに反応するといったものでした。

ただ、中には「幽霊を見えた時」というツワモノ猫ちゃんが・・・

 

「カカカ」する本当の理由とは?

ここであらためて「カカカ」する理由ですが、

外の獲物を捕まえたくても捕まえられないジレンマあって、それが過剰になると、欲求不満の状態をクラッキングで紛らわそうとする、というのが有力のようです。

 

ただいろいろと調べる中でもう一つ、とても興味深い見解を見つけました。

 

野生生物保護協会(WCS)とUFAM(アマゾナス連邦大学)の研究者によると、アマゾンにいる小型の野生猫「マーゲイ」、リス程度の大きさの獲物となるサルの鳴く声を擬態したことが分かったそうです。
研究者たちは、2005年に8匹のフタイロタマリンという小型のサルのグループが、イチジクを食べているところを観察していました。
するとその後、タマリンの赤ちゃんが発声したのと同じように、マーゲイが声を発しました。
タマリンたちは、この声に戸惑い、逃げられないでいるところを、木の間に隠れていたマーゲイがサルに向かっていったというものです。
この調査時には、サルの捕獲には失敗したそうなのですが、研究者たちはこのマーゲイの狩猟戦略に驚いたとのことです。
また、もともと「イエネコ系だけ」と思われていたクラッキング(=chattering)をマーゲイが行ったことで、アマゾンの住民が、「ジャガーやピューマなどの野生の猫が獲物のサルを模倣したのを見た。」という情報にも説明がつく。とも述べています。

 

クラッキングが、獲物をだまして捕獲するための擬態行動だというのです。

この研究結果には、本当に驚きました。

猫の知能が相当高いことを意味するのではないでしょうか?

 

出典:WCS Newsroom|Here Monkey, Monkey: WCS Study Finds Wild Cat Mimicking Monkey Calls

 

そして最後にもう一つの可能性として、緊急事態を知らせる場合も考えられるようです。

飼い主に伝えるということは、「飼い主への信頼」があることになります。

危険な状態を知らせて、自分や飼い主を守りたい気持ちからとか・・・

 

うちのショコラのカカカはいったい???

さて、結局我が家のショコラの「カカカ」の意味はというと、

「寝るよ!」と言われて、飼い主を守りたいと考えるのか?

「寝るよ!」という声を擬態して、私を食べようというのか?

 

落ち着く理由は、寝たくもないのに「寝るよ!」と言われて、欲求不満だということなのでしょうね・・・

もし、この記事を読んで、うちの猫ちゃんも同じ!という方がいらっしゃれば、ぜひぜひご連絡を😸

 

 

猫のもう一つの謎、ゴロゴロについてこちらで解説しています。

ぜひご参考ください!

関連記事:【猫のかわいいしぐさ】魔法の力?ゴロゴロの仕組みって

 

 

 

 

 

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