【賃貸OK簡単DIY】耐震性も高いキャットウォークの作り方

DIY

天井スレスレのところを猫が優雅に歩いているキャットウォーク・・・。

猫好きとしては「憧れ」ちゃいますね。

猫ちゃんにとっても、日頃運動するためのスポーツジムであり、家の中で一番安心できる場所なんです。

ある意味、猫の「秘密基地」かもしれません。

 

でも、賃貸だし、キャットウォークを取り付けるのは無理!

 

 

とあきらめていませんか??

そんなことはありません。キャットウォークは設置できます!

 

ここでは、壁や天井に釘やネジを打つことなく、賃貸のおうちに設置可能な「キャットウォークを自作する方法」について紹介します。

そして、実はこの自作のキャットウォーク、

釘を打たないにも関わらず、北海道胆振東部地震の時でも、ビクともしませんでした。

結果的に、ケージの倒壊防止の役割も果たし安心安全を実感しています。

このキャットウォークを作るための手順・選定材料の他、製作コストやノウハウなど、極力わかりやすく、具体的に解説します。

是非参考にしていただければ嬉しいです。

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キャットウォークのDIY~なぜ自作するのか?

キャットウォークを検索すると、板を壁に釘やネジで固定するタイプ本箱や本棚を壁に釘打ち付けるタイプ、壁に打ち付けなくてもよいテレビボードやシェルフを供用する大型タイプなどが売られています。

しかし、いわゆる天井の下で猫が歩き回るタイプのものは、自分で製作するか、業者さんにオーダーするしかないんですよね。

既成のものだと家に入らなかったり、いくら自分の家でも、壁に釘を打つのには抵抗があったり。

 

自作するメリット

今回紹介する製作方法での、メリットは・・・

  1. 釘で壁に穴をあける必要がない
  2. 部屋の広さや間取りに合わせられる
  3. 猫ちゃんの歩幅や体力にも合わせられる
  4. あとからレイアウトを変えられる
  5. 耐震性も十分
  6. 楽しみながら作れる
  7. 安く作れる

 

自作のデメリット

でも、DIYって面倒くね・・・?

  1. 材料や道具を自分で準備しなくてはいけない
  2. 支柱や棚板など、材料が重い
  3. 材料を置く場所や作業場の確保が必要
  4. 意欲次第では時間がかかる・・・

 

初めにどんなものにするか設計して、ホームセンターへ行って材料選びをして、そしていよいよ組立てとなると、工具を準備しなくちゃいけないとかカットしなくちゃいけないとか結構な重労働・・・そんなイメージありますよね?

実は今、たくさんのホームセンターがDIYを推奨していて、ユーザが簡単に製作できるよう様々なサービスを行っています。
木材は数百円程度でホームセンターでカットしてくれますし、工具なんかも安くレンタルしてくれたりします。

 

木材とか重くてムリ~😣!!
ネジとか回せない~😝!!

女性には木材が重くて車に積んで持ち運んだりは、かなりきついです。
・・・が、ホームセンターでは有料にはなりますが配達もしてくれますし、インターネット購入だと、カットしてくれる上に家まで届けてくれます。
女性の場合だと、組立の際にもう一人、お手伝いしてくれる人がいるとかなり効率が良くなります。
ネジ止め経験があればなおよいですが、電動ドライバーを使えば、力も不要で簡単に組み立てられます。

すっかり前置きが長くなってしまいました。

結局、自作する最大の理由は、

・DIYキャットウォークができ上がって、最初に登ってくれた時の感動!
・そしていつも上にいてくれる時の「私」の満足感と「猫ちゃん」の安心感!!

ぜひ、おうち時間が増えた今こそ、キャットウォーク製作に取り組んでみてはいかがでしょうか!

 

作り方の概要

概要

我が家で製作したものを参考に、作り方を紹介していきますが、基本的な考え方は、ご自宅で「設置したいサイズに合わせる」ことなんです。

 

  1. ホームセンターやネットで購入可能な2×4材(ツーバイフォー材)」という木材と、「ラブリコ」/「ディアウォール」という天井に突っ張るためのパーツ、猫が通る「足場板」を準備します。
  2. 2×4材に「ラブリコ」/「ディアウォール」を取り付けて、天井に突っ張って柱にします
  3. 突っ張った柱と柱の間に、猫が走りまわる「足場になる板」を通すわけです。
  4. あとは足場を補強用の「L字金具」で、柱に固定すれば完了です。

※2×4材については下の方で簡単に説明します。

 

ポイント~ラブリコ・ディアウォールとは?何が違うの?

今回、賃貸でも壁や天井に釘やネジを打つことなく、キャットウォークを設置することができる「肝」となるのが、これから紹介する「ラブリコ」「ディアウォールです。

ラブリコとディアウォールは、どちらも2×4材の上下に取り付けて、床と天井の間を突っ張るためのものです。

ただこの二つ、大きな違いは突っ張り方の構造にあります(下の写真を参考)。

 

 ラブリコは、天井側に突っ張り用のネジがついたアジャスターを回していって、天井に突っります。 ディアウォールは上バッドの内部にバネがついていて、木材を押す力で天井に突っ張れます。

 

どちらがいいか?については、どちらも一長一短があり、

柱を立てる上では、
ばねの力を利用したラブリコの方が簡単に設置できます。ディアウォールは脚立などで上にあがって、天井側のネジを締める必要があります。

 

一方、カットした2×4材の柱を立てたときに許容できる範囲について、
多少カット寸法にばらつきがあっても、どちらも微調整が可能ですが、ディアウォールの場合1枚2mmのスペーサー2枚分で調整します。ラブリコはアジャストネジを回すことで微調整ができるため、扱いが楽です。

 

また、ディアウォールは以下の注意書きが記載されています。

天井や床材の構造・強度等によっては天井や床材が変形し、緩む可能性もありますので、取り付け2~3日後、その後も週に1回程度定期的に調節ねじを確認してください

 

私個人としては、長さ調整がしやすい点でラブリコを多く利用しています。ただし、定期的な調節ネジのチェックは必要ですね。

いずれにしてもこの両者は、賃貸物件にはとてもありがたいです。

 

 

左がラブリコ、右がディアウォール

 

準備するもの(材料や道具)

  1. まず、柱とする「2×4材」です。
  2. そして柱を天井に突っ張るためのパーツ、「ラブリコ/ディアウォール」
  3. あとは猫たちが階段を上るように歩くための「足場板(棚板)」
  4. 足場板をねじ固定するための「木ネジ」、
  5. 「L字の金具ラブリコのジョイントディアウォールの棚受け」を準備します。
  6. その他、木材が重く、高いところの作業となるので、「脚立などの踏み台」は必須
  7. あとネジ止め用に「電動ドライバー」があると楽です。

電動ドライバーは女性でも扱いやすいものなら3千円~5千円程度で購入できます。
ホームセンターのコーナンや島忠HOME’Sでも、1日数百円でレンタルできます。

製作にかかった費用や時間

材料詳細は「材料を集める」を参照ください。

材料金額
木材(カット代含む)18,000円
ディアウォール2,310円
ラブリコ6,300円
棚受け金具類9,400円
ネジ類1,400円
合計37,410円

費用については、必要最低で製作したため、この金額です。

2×4材については、塗装してあるタイプ面取りしているタイプもあって、材料費をあげれば、自分の好みに仕上げることができます。

それでも、かつて検討した、オーダーメードのキャットウォーク(釘を使用しない、突張り式)だと、小規模のものでも1数万円、大きいものだと20万円を超えていたので、自作による費用的な効果は大きいと思います。

 

この製作では、カット済みの木材、金具、ネジなどの材料がそろってから、1日あたり2、3時間の作業で、柱2本分作ることができました。

なのでトータル4日ほどで完成です。

 

作り方手順

寸法を決める

始めに立てる柱の長さを計算します。
天井までの高さに合わせます。

 

ラブリコ、ディアウォールで突っ張りの方法が異なるため、2×4材をカットする長さが違います。

 

ラブリコを使う場合の柱の寸法

ラブリコは、床から天井までの寸法に対して、「95 mm短く」カットします。

我が家の場合、天井の高さが2m45cm = 2450 mm なので、
2450mm – 95mm = 2355 mmにカットすればいいわけです。

 

ディアウォールを使う場合の柱の寸法

ディアウォールは、床から天井までの寸法に対して、「45 mm短く」カットします。

つまり2450mm – 45mm = 2405 mmにカットします。

 

柱を立てる間隔

壁の寸法に合わせて、全体の柱を立てる間隔を決めます。

我が家では壁に沿って、4m50cmくらいの長さに渡って足場を渡すことにしました。
ホームセンターでは足場板になりそうな木材が600mmで売っていて、カットの手間がなくなるので、柱間隔を600mmに決めました。

つまり、柱を8本立てて、それぞれの足場の間に600mmの足場板7枚を挿入することで、

600mm × 7枚(足場板の数) + 38mm(2*4の幅) × 8本 =  4504mm

ちょうどいいです。

強度アップのための補強用横板

地震に備えて少しでも強度を稼ぎたいので、足場板の下に柱と柱の間をつなぐように同じ2×4材で補強(下写真参照)することにしました。

補強板の長さは、柱を繋ぐために足場板より長くなります。

1本あたり、

38mm + 600mm + 38mm = 676mm

これを1本おきに取り付けるため、13本ほど切ってもらいました。

 

 

猫の足場の配置

今回は補強板の上に足場板を設置しました。

足場板の最上段は横一列に移動できるようフラットにし、天井から250mm下に配置するようにしました。

2段目以降は階段を上り下りするように互い違いに配置しました。
段差は、お歳を召してきた2匹に無理をさせないよう、ヨタロウであらかじめシュミレーションした結果、300mmの段差にしました。

 

<足場板拡大>

 

足場板の設置にはL字金具以外に、ラブリコやディアウォールから「ジョイント」や「棚受け」などが用意されています。

 

材料を集める

材料リスト

材料サイズ数量
柱①、⑧(2×4材)2355 × 89 × 382
ディアウォール2
柱②~⑦(2×4材)2405 × 89 × 386
ラブリコ6
補強板(2×4材)676 × 89 × 3813
足場板最上段(桐材)1800 × 250 × 131
足場板最上段(桐材)900 × 250 × 132
足場板各段(桐材)600 × 250 × 1310
ディアウォール専用棚受け5
ツーバイ用棚受け金具89mm5
L字金具90mm20
木ネジ3.8*50(72本セット)3
その他木ネジ

 

材料詳細

 柱②~⑦用ラブリコ:6セット

 

 柱①、⑧用ディアウォール:2セット


 柱②~⑦用2×4材:2355mm × 6本

 柱①、⑧用2×4材:2405mm × 2本

 補強板2×4材:676mm × 13本


 足場板最上段:桐材(幅250 × 厚13 × 長1800)× 1枚

 足場板最上段:桐材(幅250 × 厚13 × 長900)× 2枚

 足場板各段:桐材(幅250 × 厚13 × 長600)× 10枚

 

 棚受け:4セット

 

 ツーバイ用棚受け:2セット

 

 L字金具:必要に応じて

 

 木ネジ 柱補強用 3.8 × 50
(木が割れにくいビス/ユニクロ):110個


 木ネジ 足場板固定用 2.7 × 13
(皿/ユニクロ):100個

 

組立てる

材料がそろったところで組立て開始です。
木材を部屋のインテリアに合わせて色を塗る方も結構いますね。
色を塗るときは組立てる前に行いましょう。
ちなみに私は面倒くさいのでw、色塗りはやりません。

 

天井が高いと、それだけ木材も長く重くなるので取り扱いは注意してください。

 

①柱にラブリコとディアウォールの取り付け
柱用の2×4材にラブリコ、ディアウォールを取り付けます。
ラブリコのアジャスターは縮める方向(上から見て反時計回り)緩めておきます。
②1本目の柱の位置決めと固定
中央に1本目の柱を垂直に立てて、天井に突っ張ります。
全体の配置をイメージして、決めた位置に柱を配置します。
アジャスターを上から見て時計回りに回して天井に圧着固定します。
③2本目の柱の位置決めと固定
1本目の柱との間隔が600mmになるよう、2本目の柱の位置決めをして天井に突っ張ります。
④補強用の2×4材の固定
2本の柱の間、最上段の高さに補強用の2×4材(補強板)を50mmの木ねじで固定します。
木が割れにくい木ネジなのですが、2×4材は結構固いので、あらかじめ釘を通す位置にドリルで下穴を打っておくと通しやすいです。
⑤3本目以降の柱の追加
さらに2本の柱の左右外側に60cm空けて、3本目以降の柱を立てて天井に突っ張ります。
⑥補強板の追加
追加した柱の間に、補強板をネジ固定していきます。最初の2本の補強板とは互い違いになるような配置が強度的におすすめです。
必要に応じて5本目以降の柱と補強版を取り付けます。
⑦最上段の足場の固定
まずは最上段の足場板から固定します。
私の例では、最上段の足場は、横一列に4mになるよう何枚か並べていますが、互い違いの配置でもよいと思います。
そのため、最上段の足場は、補強板の上かつ柱の手前になるように足場板が固定しています。
写真を参考に、L字金具で挟み込むようにネジ固定していきます。

⑧2段目以降の足場の固定
2段目以降の足場は柱と柱の間に挟まるように1枚1枚固定します。
補強板の上に置き、ネジ3カ所で固定し、柱との間を棚上を使ってさらにネジ固定します。

 

⑨仕上げ
すべての足場板を取り付けたら、足場板の上に滑り止めのシート(100均などでも売っています。)を貼り付けて完成です!

 

⑩補足

※足場板は安価で加工しやすい桐材(幅250mm/厚12mm)を使用しましたが、桐材自体が柔らかい素材の為、体重が気になる猫ちゃんには15mm厚のスギ材やベニア板を使うなど調整してください。※この構成で、北海道胆振東部地震の震度6弱で揺れたときでも、ビクともしませんでしたが、組立ては自己責任でお願いします。

※ラブリコ、ディアウォールが天井や床など突っ張っている接地面は、材質によって凹みによる跡が残る可能性があります。
※ラブリコ公式サイトに強度など仕様がありますのでご確認ください。

 

カット済みの木材、金具、ネジなどの材料がそろってから、1日の実働時間でだいたい2、3時間で、柱2本分です。

なのでトータル4日ほどで作り上げました。

キャットウォーク全景

ネジ跡、L字金具がむき出しなのはご愛敬。
デザインの才能がなく、実用性重視ということで。

 

 

実は左側に吊り橋を作っているのですが、そちらの工程は後程アップデートする予定です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かなり細かく説明したので、「結構面倒くさい!」と思われたかもしれません・・・(><)。

私も実働時間では4日と書いていますが、結構ナマグサな性格のため、1週間ほどリビングに材料を置きっぱなしにして手を付けなかった期間もありました。

なのでスタートしてから猫たちを上げるまでに、半月近くかかっています。

DIYのいいところは、無理せずマイペースで作れるところかと思いますので、時間を掛けられる方は、じっくりゆっくりと取り掛かっていただければと思いますwww

木材が重く、高いところ作業になるので、女性には本当に大変かもしれません。

一人でチャレンジする場合には、くれぐれもケガに注意してください。

ともかく、出来上がった暁には、猫ちゃんたちはきっと喜んでくれると思います。

喜んでくれることを想像しながら作るのも楽しいものです。。。

うちの猫たちは、仮組みの時点でフライングして登るほど、躊躇なく気に入ってくれました!

 

あとがき~ツーバイフォーの突っ張り式が結果的に耐震対策になっていた

もともとは、趣味のギターやベースを壁掛けにしようと思って、作ったのが始まりでしたが、後々、これを作っておいて本当によかったと出来事があったのです。

忘れもしない、2018年9月6日の「北海道胆振東部地震」のときです。

下の写真のとおり、食器棚の中身がほぼ全滅、また一応、耐震対策していた50インチのプラズマテレビが自重で倒れて全壊するほどでした。
しかし、ツーバイフォーで作ったキャットウォークと、キャットウォークに鎖で固定していたケージは、まったくビクともしませんでした。
猫たちがはいつもケージで寝ていて、当時もそうでしたが、
ケージごとキャットウォークに固定していて、本当によかったと思いました。

倒れはしなかったものの、中身が崩壊した食器棚(これほど揺れました)

 

倒れてモニタが割れ、映らなくなってしまったテレビ

 

震災でもビクともしなかった2018年当時のキャットウォーク

 

ツーバイフォーについて

2×4材(ツーバイフォー材)
もともとは住宅建築のための工法のことで、CMなどでも2×4の家、なんてことばも耳にすることがあるかもしれません。
常緑針葉樹(SPF)でできている木材を組み合わせて作る、耐震性の高い工法です。
「2」や「4」の数値は寸法を指し、「2」が38mm、「4」が89mmです。
つまり38 × 89mmの角材を使って、DIYしようというのです。

※ラブリコの公式サイトに記載があるように、「ラブリコが天井や床など突っ張っている接地面は、材質によって凹みによる跡が残る可能性があります。」ということで、床面と天井面に塩化ビニルのフロアタイルの切れ端を挟んでいます。
1年ちょっと経ちますが、今のところ凹みや変色などはありません。

 

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