猫ちゃんの爪切り。
おとなしい子はすんなり切らしてくれますが、嫌いな子だとホント大変😫
激しい攻防が繰り広げられます😝😝😝
こちらが爪で引っかかれるのは当たり前、切る瞬間に暴れだして、切れなかったり、逆に切りすぎたり・・・。
どこまで切っていいのかわからず、失敗すると出血させてしまうこともあります。
ではどうやって嫌がる猫ちゃんの爪をうまく切るか?
ザックリ言って嫌がる猫ちゃんの爪を上手に切るコツというか、ポイントはこの5つです。
- 事前のチェック爪チェック
- 肉球は優しく
- 躊躇せず素早く
- 一回で切ろうとしない
- 最後の手段は洗濯ネット
素早く切るためには、爪切り選びも重要となります。
今回は爪切りの種類や特徴、またどんなタイミングでどこまで切ったらいいのか?など基本の切り方から、
嫌がる子でもうまく切るコツなど、具体的に紹介します。
猫が爪切りを嫌がる理由
まず、ほとんどの猫ちゃんは爪切りを嫌がると思います。
わが家ではショコラはおとなしいのですが、ヨタロウが相当嫌がる子でした。
猫が爪切りを嫌がる理由は
- 爪を切るのに体を押さえつけられるのがイヤ
- 足や肉球をさわられるのがイヤ
- 敏感な指先に、「ガリッ」という強い衝撃がくるのがイヤ
- 爪切りによっては「パチンッ」という音もイヤ
- 単純に飼い主の動作が怖い!
といったものが挙げられます。
特に最後5つめの理由は、皆さん思い当たることがあるのでは?
このどれか一つでもなくなれば、もう少し猫ちゃんも大人しくなってくれます。
猫ちゃんの爪を切る必要性とは?
「爪とぎ」をする理由は?
猫の代表的な習性といえば爪とぎですが、
ガリガリしてると、自然に爪が研がれたり剥がれたりして、「爪を切らなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、猫が爪とぎでガリガリする理由は、爪を短くするためのものではないのです。
本来爪とぎは、マーキングなどの他に、古い爪を剥いで新しい鋭い爪を出すという目的があるんです。
獲物を捕るためや自分を守るための本能的なものです。
猫がもともといた、砂漠などでは爪が引っかかることはありませんが、室内飼いによって爪が伸びることが危険になってしまったということです。
猫ちゃんの爪を切らなくてはいけない理由
ひとつは爪が伸び続けると、猫の爪は湾曲してるので、そのまま肉球に向かいます。
巻き爪によって肉球に刺さってしまうこともあります。
場合によっては肉球が化膿してしまうことも。
もう一つは絨毯やソファー、クッションに引っかかって爪が折れたり、爪を支えているじん帯が切れてしまうこともあります。
爪を伸ばしっぱなしにするのは、猫ちゃんにとっては危険なことなんです。
オススメの爪切り選び~どんな爪切りがいいのか?
次に、どんな爪切りが使いやすいのか?
猫用爪切りの種類について解説します。
猫用の爪切りにはざっと、以下のような種類があります。
- ギロチンタイプ
- ピコックタイプ
- ハサミタイプ
- 爪切りタイプ(ニッパータイプ)
- 電動やすりタイプ
ではそれぞれのタイプの特徴とおすすめの商品について紹介します。
ギロチンタイプ
こちらは獣医さんの間でも有名な切れ味抜群!「廣田工具製作所/ZANギロチンタイプ」
これは、めちゃめちゃ切れます。
小~中型犬用となっていますが、猫や鳥にも対応しています。
ピコックタイプ
ギロチン同様、切れ味がよくカット時の音も小さいです。
こちらも切れ味抜群「廣田工具製作所/ZANピコックタイプ」
歯の部分が孔雀の頭に似ていることから「ピコック(picock)」と名付けられたとか。
ハサミタイプ
「猫壱/ストレスなくスパッと切れる猫用爪切り」刃先がわずか1.5mmという薄さのため、均一にカット可能。またハサミタイプの中でも、カット時の衝撃も抑えられている商品です。
爪切り(ニッパー)タイプ
「アニーコーラス/ペット用 使いやすい爪切りセット」刃の開きが5mm(通常は2mm前後)なので、太い爪にも対応。ガラス製のヤスリがセットになって付いてきます。
電動やすりタイプ
「メルランド/犬猫用電動爪やすり」2段階の速度調節機能で効率よく爪を研ぐ事が出来ます。1.5時間の充電で8時間の連続使用が可能。研摩石の周りには保護カバーつき。低騒音設計(60dB以下)で電動爪やすりの中では比較的静かなタイプです。
爪を切る頻度、タイミングは?
そもそも猫ちゃんは爪とぎしたりキャットタワーに登ったりして、自然に爪が割れていくので、爪を切る必要がないように思われるのですが、外側の古い層が割れると次第に中の新しい爪が鋭く伸びてきます。
すべての指の爪が同時に鋭く長いことは少ないですが、片手に1、2本くらいはすぐ伸びてきます。
そして爪をほおっておくと、家じゅう傷だらけ😞、ソファがズタズタ😣、服もボロボロ😭、そして猫ちゃんにとっては、巻きづめになって肉球に食い込んでしまうことがあります。
猫ちゃんのケガや、部屋の被害を最小限に抑えるためにも、定期的に切る必要があるのです。
では、いつどんなタイミングで切ったらいいのか?
「一般的には若い猫ちゃんなら10日に1回は切りましょう。」と指導している本などもありますが、爪とぎの頻度や、爪の成長具合は猫ちゃんによりますので、抱っこしたりナデナデするときに爪を触ってみて、指にあたるようなら、あるいは服に引っかかったりしたら切るようにすればよいと思います。
どこまで切っていいの?
爪を切る場所(ポイント)
初めて爪を切るときには、いったいどこまで切ったらいいのか戸惑いました。
猫の爪は下の絵のようになっています。
爪の根元には「Quick」と呼ばれる神経や血管が通っているところがあり、ここを切ると出血してい痛がります。
Quickは(爪の下の)新肉とか生皮という意味です。
なのでQuickから2~3mmくらい離れたところを切ります。
止血キットと出血が多ければ病院へ
万が一、Quickを切って出血してしまったら、まずは慌てないこと。
ペットショップで売っている止血剤があれば安心です。
パウダータイプなので、ガーゼにとって出血した爪に塗りあてます。
普通なら数分でとまりますが、出血が多ければ病院に行って診てもらった方がよいです。
ともかく無理せず、深爪するよりは先をほんの少し、1mmでも切れればいいです。
実は我が家ではそれほど嫌がらないショコラの爪を切った時に一度だけ出血させたことがあります🤕
ショコラが大人しいので、つい攻めすぎてしまったのが原因です。
むしろ嫌がって暴れていたヨタロウに対しては慎重だったのだと思います。
嫌いな猫ちゃんでもうまく切るコツ
切る前に指先をチェック
普段からブラッシングや撫でている流れで、肉球をかるく優しく触ってみます。
触り方のコツは次で紹介します。
肉球のあたりを軽く押して爪を出し、チェックします。
事前に長い爪を見極めておくことで、切る時間を短縮します。
慣れてくると、爪を見なくても、抱っこした状態から肉球をたどって、チェックもできるようになります。
猫の肉球は優しく
基本的に、猫ちゃんは足や肉球を触られることが嫌いです。
勘のいい猫ちゃんなら、肉球から爪をだしただけで「爪切りだ!」と察知して逃げる子もいます。
なので、爪をチェックする時も切るときも、肉球を触るときは優しく、さりげなく。
【肉球を触る=爪を切られる】というイメージを減らします。
熟練した猫フェチ人間ならば、爪チェックの際についでに、ついつい肉球のニオイも嗅いでしまいますが・・・
とにかく素早く躊躇せず
爪を切るときに躊躇すると失敗しがちで、長い時間抑えられると嫌がって動いてしまうので、「迷わず素早く切る」ことが大切です。
とはいうものの、慣れないうちはこれが一番難しい・・・😣
そして素早くきるためには、扱いやすい爪切りを使うことです。
全ての爪を一回で切ろうとしない
初めからすべて切ろうと思わないことです。
慣れないうちは、ちょっとずつ頻繁に切っていきます。
爪とぎをしていて爪がはがれることもあるので、全ての爪が長く残っていることはありません。
そして足の指は前足ほど鋭く伸びません。
なので、まずは右左前足の爪、一本ずつ切れればミッション完了です。
残りはもう少し時間をおいて。
だいぶ慣れてきても、そのときの猫ちゃんの気分に合わせるべきです。
ともかく強引にきるのは、猫ちゃんにとって相当なストレスです。
嫌がったらやめるというより、猫ちゃんの気持ちを読んで、嫌がる前に止めることがコツです。
付き合いが長くなると気配でわかってくるものですww
最後は洗濯ネット
それでも、どうしても切らせてくれない猫ちゃんもいます。
ある程度大人になった猫ちゃんを引き取ったり、預かったりなどという場合には、ほぼムリ!というときがあります。
そのときには、最後の手段「洗濯ネット」です。
爪切りの補助用として、「目隠しマスク」なども販売されていて、効果があるようです。
実家の凶暴猫は、触らせることはもちろん爪切りは全くさせないので、洗濯ネットを使いました。
洗濯ネットに入れられれば、どんなに凶暴な猫ちゃんでも動きが止まり、お互いに危険が及ぶことが少なくなります。
ネットの隙間から指だけ出して、このときばかりはすべての指をチェックして、可能な限りの爪を切ります。
最後におすすめ!「究極の爪切り」
いろいろ猫ちゃんの爪の切り方等紹介してきましたが、最後にとっておきの爪切りを紹介します。
ニッパータイプの爪切りです。
suwadaの猫爪切りの特徴は、
- 「バチン」ではなく「さくっ」と切れる、爪への負担が少ない切れ心地。
- 猫ちゃんに怪我をさせない、丸く加工された刃先。
- 少ない力で切れる、握りやすいゴム製のグリップ。
- 刃は左右同じように付けられていて、右利き・左利き用の区別なし!
- 有償ですが、切れ味が悪くなってきたら研ぎなおしてくれる無期限メンテナンス保証付き。
- やすり、缶の保存ケース入り。
下に口コミをピックアップしました。
これを高いと感じるか???
今までの爪切りが「パチン!」だとしたら、こちらは「ポクッ」と言った感じです。
実はコレ、わが家でも購入しまして・・・
こちらでレビュー紹介しています。
関連記事:【SUWADA nekozuki 猫用爪切りレビュー】職人技に驚いた!
いや、想像以上にすごい!感動!!
今まで、よほど切れない爪切りを使っていたせいなのか???
今すでによく切れている爪切りを使っているご家庭では、感動が薄くなるのかな、、、?😅
ただ、猫ちゃんの爪の硬さや切る場所(厚さ?)によって、若干切れ味というか、切れる音に違いがでるのかもしれないですね。
うちはヨタロウの爪が厚い方で、ヨタロウの爪を切るときは、若干「カリカリ・・・」といった感じがあるかもしれません。
もちろん切れないのではなく、音だけの話。
ショコラの方は、サクっというか、ポクっとあっという間です。
爪の先端だけ切るなら、サクサクです。
本体は、ステンレス製で厚みもあってズッシリと安定した重みを感じます。
そしてシリコン系のグリップがすべらず、握りやすいのもいいです。
注意点としては上下を逆にすると切りづらいです。
当たり前かもしれませんが・・・
ちなみに、よく切れるからといって、猫の方から進んで切ってくれと手を出すことはないです🤣
うちの場合、今まで通り手を捕まえた時点でにゃーにゃー嫌がっています。
猫はともかく、人間側としてはストレスなく切れるなぁと思いますね。
小さいうちからこの爪切りを使っていたら、抵抗しなかったのかもしれません。
あ、ちなみに我が家の人間様たちは100均の爪切り使ってます🤣
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