
ちゃんと食べてくれるかな?

いつもの餌を残すようになっちゃって。

体によさそうなフードに切り替えたのに、
全く見向きもしてくれない………
猫ちゃんのフードの切り替えって、大変ですよね?
・初めてのカリカリやウェットフードを与えるとき
・他のフードに替えてみたいとき
せっかくおいしそうで健康に良さそうなフードを準備しても、猫ちゃんが食べてくれなかったら??
不安になっちゃいますよね?
食べてくれず、せっかくのフードが台無しに……。
お試しできるのが一番ですが、なかなかそういったフードは少ないです。
いったいどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、上手なフードの切り替え方について解説します。
ぜひ試してみて、猫ちゃんにベストなフードを与えてみませんか?
上手な食事の切り替え方
新しいフードを与えてみると・・・
いきなり、「むしゃむしゃ!!」と、目の色を変えて食いついてくれる猫ちゃんもいれば、
クンクン臭いをかいでから、ちょっと舐めてみて「う・うまいにゃ!!」という慎重派な猫ちゃんも。
そして、「これはないわ・・・」とそっぽを向いてしまう子もいたり。
いろんな、個性がありますwww
猫の食べものの好み「嗜好性」は、臭覚と味覚以外にも触覚(食感や形)や環境なども影響します。
ちなみに我が家の猫は、ドライの場合、ヨタロウが魚派、ショコラはチキン派ですが、ウエットだと必ずしもそうではなく、そのときの体調?いや気分??によって反応が全く違ってきます。
と、まぁ我が家の2匹でもこんなに嗜好が異なるわけですから、どちらにも好まれるフードを選ぶのは大変です。
ともかく、敏感な猫ちゃんには、切り替えがとても難しいんです。
ここで覚えておいていただきたいのは、
・そもそも新しいフードに対しては、有毒や汚染食物を警戒する、猫の防衛本能が働く場合がある。
・食べないからといって無理強いしない。
・初め食べないからと言ってもあとから食べられるようになるケースもある。
切り替え方のコツ
切り替えの基本は、どのフードにも教科書のように記載されていますが、
できれば、すぐにでも食いついてほしいところですが、フードに含まれる成分が変わることで、胃の調子を悪くする猫ちゃんもいるので、慎重に慣れさせる必要があります。
一般的には7日間かけて以下のとおりの手順で切り替えを推奨しています。
これを10日間で切り替えるよう推奨しているフードメーカーもあります。
意外と効果があるのは、
新しいフードの香りが極端に強いものでなければ、今までのものと一緒にして香りを移しておくと慣れるのが早いです。
ただ、くれぐれも今までのフード全てに新しいのを混ぜてはいけません。今までのを食べなくなってしまうと困ります、、、
最後に、無理に食べさせようとしない。
混ぜていると、ついつい新しい方も一緒に食べてしまっています。もう少し時間をかければ食べてくれる可能性が残っています。でも、まったく新しいフードには口をつけない!というのは致命的かも(><)
療法食などでどうしても食べなくてはならないケースもあると思います。その場合には獣医さんとも相談して、他メーカーのフードに替えてみるという手もあります。
量の少ないサンプルでは、まず食いつきがいいのか悪いのか?の判断をして、好んで食べそう、ぜひ食べさせたい、なら、通常購入してじっくりと切り替えをしてください。
切り替えの際の注意点
切り替えの際に、注意するポイントがいくつかあります。
・切り替えと同じタイミングで食器を変えない。
・食材によっては、急にアレルギー症状が現れることもあるので、体調はしっかりチェック。
・不調が現れたら、いくら猫が食べたがっても与えずに病院へ。
・防腐剤など、添加物を含まないフードは、賞味期限に注意!
・封をあけたとたんに酸化が始まって風味が落ちるので、ジップロックや密封できる瓶など、できれば専用のフードストッカーで保存、脱酸素剤を入れると酸化を遅らせることができます。
ちなみにですが、我が家でも、吐いたり、下痢をしていて食欲がないときは、ドライフードをお湯でふやかしたり、ウエットフードも一度レンジで温めてから与えたりなど、少しでも食べてもらうために、いろいろ試行錯誤しています。
猫ちゃんのために、飼い主の涙ぐましい努力が隠れているのですwww
今まで、一番驚いたのは、我々からすると見た目も香りも形も全く同じなのに、「カロリーオフタイプ」というだけで、まったく食べなかったことです。
わずかな素材の違いを敏感に感じ取るんですね。
このときも、新旧のフードを一度袋に入れて混ぜて風味を合わせてあげたら、何の躊躇もなく食べてくれるようになりました。
チキンをフィッシュに変えただけでも、見向きもしなくなるなんてよくあることなので、ぜひ一度、袋にいれて混ぜてみてください。
あ、我が家のヨタロウ。
チキン味のフードは好みませんが、ホテイの焼き鳥の缶詰は大好きです・・・www
猫ちゃんのことを考えた食事って?
野生だった猫は肉食動物だから、当然生肉が一番!
というのは通説ですが、猫だって人間同様に環境に合わせて進化しています。
寿命が延びている大きな要因には食事が挙げられ、着色料などの余計なものは含まずに、刺激が強くなく、バランスのとれた栄養が含まれていることが重要なのです。
原材料が明記されていなかったり、猫には全く不要な着色料などが含まれているフードは、選ぶべきではないのです。
参考:「犬 と猫 における長寿 に関わる要因の疫学的解析|東京農工大学」、
参考:「猫の寿命は8割が”ごはん”で決まる!|梅原孝三(獣医師)」
私にとっては「目から鱗」のバイブルです。
また、もし、あなたの猫ちゃんが結石などの尿路疾患を持っていたり、その予防をしたいと考えている方へは、尿路疾患の原因や予防・対策、また尿路疾患向けの療法食について解説しています。
関連記事:トイレが長い?何度も?】猫の尿路結石症状とその原因、対策、予防
関連記事:【猫の尿路疾患向け】療法食8種を徹底比較!
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