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【ショコラが虹の橋を渡りました】ショコラの最期の様子

ネコラム

それは、突然のことでした。

年の瀬も迫った、12月23日。

クリスマスを待たずして、夜中の2時半にアメショのショコラが、虹の橋を渡りました。

 

まだまだその傷は癒えておらず、文字に残すことをためらいましたが、ショコラとの想い出を忘れないためにも、また、これからペットを飼おうと考えている方に、いつかは訪れるこの悲しい現実を知っておいていただければとも考え、ショコラの身体に異常が起きてから亡くなるまでの状況を記録することにしました。

 

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突然の出来事

12月21日、ショコラはいつもと変わらぬ元気な姿を見せていました。

食事もしっかり取り、キャットタワーにジャンプしたり、お気に入りのフットマッサージャーでガリガリしたり、特に異常は見られませんでした。

ところが翌22日の早朝、

突然嘔吐すると、ギャアギャアと苦しい声をあげながら後ろ足を引きずるように動き回りました。

妻と私はどうすることもできずただ見守っていると、お気に入りのキャットハウスに潜り込み、落ち着く位置を探るかのように中をくるくる回りながら、ふたたび痛みに苦しんでいるような声をあげました

激しい鳴き声と、下半身がまったく動いていないことで、ショコラが尋常な状態にないことは明らかでした。  

 

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急いで病院へ

近くに住んでいる長男に車の運転を頼み、急いで病院への支度をしていると、

急に鳴くことを止め、やや呼吸は早いながらも、一時的に落ち着きを取り戻したようにも見えました。

そのままケージに入れてすぐ主治医の元へ急ぎました。 病院へ着くと、ショコラは何事もなかったかのようにおとなしく、主治医に触れられるがままになっていました。

触診しながら主治医は、下半身が完全に麻痺しているようだと一言。

さらに触診を続け、血液検査の数値上やレントゲンでは、大きな異常は見られなかったことから、今度は血流の状態を確認するため、前足と後ろ足の爪を切って、出血の様子を確認することにしました。

動きのある前足からはポツポツと出血が見られるのに、動いていない後ろ足からは軽く滲む程度しか血が流れてきません。

つまりは、下半身の方には血液がまったく流れていないということがわかりました。

 

主治医の顔は曇り、下半身の動脈が詰まって血が流れなくなる「特発性の血栓塞栓症」で、手の施しようがないと告げられました。

おそらく、今日明日の命だろうと……。

 

ショコラの私を見つめる目が少し曇っているようにも見えました。

撫でてあげると、弱々しく反応します

ひとまず、血栓がこれ以上増えないようにする注射と吐き気止めの注射を受けて帰宅することになりました。

 

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自宅で看取る

お昼頃、自宅に着くとすぐに、ショコラはガクガクと突然痙攣をおこし

そのあとはほぼ、意識はなくなってしまいました。

私、妻、長男の3人で、ただただ声をかけ、見守るしかありません。

 

弱くて早いものの、ある程度規則正しい穏やかな呼吸だけが、一縷の望みでした。もう、朝のように痛みで苦しんでいる様子はありません。

時折、呼吸が深くなり、一瞬止まったかと思いましたが、ふたたび呼吸が始まる……コンコンと咳き込んだり、そんな状態が何時間続いたでしょうか。

長男は明日仕事があるため、いったん戻らせ、あとは妻と二人、見守ることにしました。

深夜2時を過ぎたあたりから、呼吸の間隔が不規則になってきました。

長くなったり短くなったり、急に咳き込んだり…… つい、ウトウトし始めた2時半、大きく息を吸い込むとそのまま静かになりました。

慌ててショコラをさすってもゆすっても、二度と呼吸が戻ることはありませんでした。

ついに力尽きました。

 

「ショコラ、もう頑張らなくてもいいよ……」

 

本当に穏やかに、すぅーっと呼吸が止まった、そんな感じでした。

妻と泣きながら名前を連呼しました。

 

体調が悪くなってからひと晩の、あっという間のことでした。

 

動物愛護センターへ

 

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札幌では、市が運営する動物愛護管理センターでペット火葬を受け付けています。

ショコラの亡骸を箱に入れて、ショコラに合ったピンクのお花を飾りセンターへ向かいました。

建物自体新しく、中はとてもきれいで、しかも立派な祭壇が準備されていました。

他の動物たちと合同での火葬となるため、火葬の立合いはできず、火葬後のお骨は戻ってきませんが、祭壇で最後のお別れすることができます。

ショコラを祭壇に上げて、最後のお別れをしました。

 

「今まで私たちの家族になってくれてありがとう……」。 

 

参考:動物愛護管理センター(あいまるさっぽろ)

ショコラとの想い出

 

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ショコラは、2009年に相方のヨタロウとともに迎え入れてから15年と9か月、家族にとってかけがえのない存在でした。

それからは、仲がいいのか悪いのか、ヨタロウとは付つかず離れずのバランスで過ごしてきました。

二匹が毎日の生活に温もりを与え、共に過ごす時間は宝物でした。

 

その無邪気な瞳や柔らかい毛並み、スリスリしてくる割には抱っこが嫌いというツンデレな性格は、家族にたくさんの幸せをもたらしてくれました。

ショコラとの想い出は数え切れないほどあります。

初めて家に迎える直前、ショコラは猫風邪にかかってしまい病院で生死の境をさまよったんです。

そこから奇跡的に元気になって、ヨタロウより1か月遅れて迎え入れられたこと。

1歳を済んだあたりで、うっかり11階のベランダに飛び出し、間一髪、捕まえられたこと。

夜、寝るときは必ず誰かの足の間で寝ること。

ヨタロウに比べると運動神経がよくて、猫じゃらしで遊ぶときのジャンプ力がすごかったこと。

二匹のために一生懸命に作ったキャットウォークを一番楽しみに歩いてくれたこと。

カリカリを与えると、「あたしはウェットの方が好きよ!」とばかりに、スリスリおねだりしてくること……

 

これらの想い出は、ショコラがいない今も、心の中で温かく輝いています。  

 

お別れ

 

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ショコラ、あなたがいなくなって寂しいけれど、ショコラとの想い出は永遠に私たちの心の中に生き続けます。

どうか天国で安らかに、そして幸せに過ごしてください。    

 

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